ごあいさつ
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ごあいさつ
この度は、当院のホームページにご興味をお持ちいただきまして、ありがとうございます。
はじめまして。『歯科りりあ堂』院長の山下真有美と申します。
『歯科りりあ堂』という名前も、歯科医院としては少し変わった名前だと思います。
『りりあ堂』の「りりあ」は我が家の大切な家族である猫の名前です。当院の代表取締役なんですが、出勤もせず、お留守番(お昼寝)が仕事というお気楽社長です。
『堂』という字には、「神聖な場所」「人が集う場所」「おもてなしをする場所」という意味があり、お越しくださった方々に、家族に接するような暖かさを感じていただける医院にしたい、という思いを込めて『歯科りりあ堂』と命名しました。
歯科医院には、「痛くなってから治療に行く怖いところ」というイメージが未だに強く残っているのではないでしょうか?でも昨今、ようやく「定期健診に行けば早期発見・早期治療で痛くなる前に簡単な治療で済むから怖くない」と考えていただけるようになりました。私は予防に重きを置き、「痛くない、怖くない、また行きたくなる歯医者」を目指していこうと思います。
それと、歯を削ることが大嫌いな私は、歯科医院での治療対象を「歯」だけではなく、「口」「体」という大きな単位で考えております。
風邪を引いたら、なぜ熱の華が口にできるのか?
胃腸が悪いと、なぜ口内炎ができるのか?
疲れたら、なぜ喉元のリンパ腺が腫れるのか?
大学では習ったはずなのに、いつの間にか歯を削って詰めるだけの「作業」を黙々とこなしている歯医者さんたちは、歯や口が全身の一部であることを忘れてしまっているように思います。
口に問題を抱えている方は、身体のどこかに問題があるか、あるいはその予備軍であることが想像できます。それを患者さんに正しく伝えることも、医療人としての仕事のひとつであるべきだと思います。
口腔の専門家として体と心を健康にするお手伝いをします。
人間は生まれて最初に産声をあげ、呼吸を開始します。呼吸をすることで全身に酸素を送り込み、食事をすることで栄養を摂取し、身体的に成長していきます。(命の入口)
そして、感じたことを言葉にし、会話をすることで社会の輪を広げ、人間的に成長していきます。(心の出口)命を終える時になって、最期の感謝の言葉を発するその瞬間まで、一生を通して口という器官は働き続けます。
その大事な「口」に関わる医療機関である歯科医院は、人生を健康に過ごすための強力なパートナーなのです。
歯はもちろん、舌、顎、さらには顔、食事、呼吸、おしゃべり、スポーツ、楽器演奏に至るまで、口に関するすべてのことを生涯サポートし、心身ともに健康で暮らしていけるお手伝いをしていく、それが本来の私たち歯科医師の仕事だと思っております。
歯医者には虫歯を治せません。悪くなった部分をひたすら「修理」するだけです。でも、ご本人の免疫力を高めることで、虫歯をはじめとした口のトラブルの多くを予防できます。一番の名医は、患者さんひとりひとりなのです。